(ちなみに運転免許証は州ごとの発行なので、国内でも州をまたいだ引越しの場合も免許証を書き換える必要があります)
この恩恵にあずかれる免許を発行している国は限られていて、ヨーロッパの国がほとんど。アジアでは日本・韓国・台湾だけです(ただし韓国と台湾はバイクは別扱い)。
よほど信頼されてるのか日本…。
それ以外の国から来た人は筆記も実技も試験を受けなければなりません。
つまり、悪名高い中国本土のドライバーはカナダ国内の免許を取り直してるはずです。試験管にわいろを渡して適当な運転でも試験をパスしちゃう人もいるみたいですけどね。
私も例にもれず、日本の免許をするっと書き換えさせていただきました。
しかし正直言って、いろいろルールがちがう国で運転するのはめちゃくちゃ怖かったので、免許だけポンと渡されてもな〜、とも思う。というか、今でも怖いので決まった道の往復しかできないし(´▽`;)
そもそも日本みたいにルールがちがう国から来た人にいきなり運転させちゃうのはどうなんだろう?
いっそ、ちゃんと教習所にでも行って習い直したかったよ、私は。
いまだに「日本ではこうだけど、こっちではこれってどうなの?」と迷ってしまうことがあるし。(いいのかそれで…)
そうは言っても、イチから取り直すのはめちゃくちゃ手間(*おまけ参照)なので書き換えを選びましたが(´▽`;)
前置きが長いですが、今回はそんな「迷った」お話。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私がいつも不思議に思うのは、「カナダにはウィンカーがない?!」にもちらっと書きましたが「これから右折するのに車線の左端に寄る車」。
※カナダの右折は日本だと「左折」、左端は日本だと「右端」にあたります
日本では、交差点で左折するなら一車線の道でもなるべく左に寄っておくのが暗黙のルールじゃないかな?
まあ日本の場合、赤信号だと左折できないので少し事情がちがうけど。(カナダ・アメリカの場合、赤信号でも左から来る車に注意して、何も来なければ右折できる)
しかし、バンクーバーで「右折するから右に寄る」車を見かけることがほぼないので、もしや北米ではそういうルールが存在しない、または逆に、右折する車が右に寄ってはいけないというルールでもあるんだろうか?と迷い始めてしまいます(@_@)
とにかく言えることは、交差点付近で前方の車が左寄りか真ん中にいても、次の瞬間にいきなり右折するかもしれない(しかもウィンカーなし)という覚悟(?)が必要だということ。
道の右がわにスペースがあっても日本のように「つぎ右折するから右に並んでおこう」と、あいたスペースに進むことは危険なのです。
文字だとわかりにくいのでヘタくそな図を描いてみました。
先日実際に目にした「あわや事故」な場面を再現(?)↓
これじゃますますわかりにくかったりして(笑)。 |
片側一車線の道で、前方の信号が赤だったのでスピードをゆるめたときのことです。
私の目の前の車(ミドリ)が右折するためバイクレーン(自転車用の道)をすっと前に出ていったんですが(そこまでは日本でもやること)、ミドリが右折しようとしたまさにその瞬間、いきなり先頭の車(アカ)が右折したもんだから、ミドリはあやうくアカに突っ込むところでした。
はあ〜、怖かった∑( ̄□ ̄;)
じつはこういったことはバイクレーンが広くこの道ではよく見かけるんです。
この「あわや事故」を目撃した数日後、逆にミドリがさっさと右折していき、そのあとにアカが続いた、ということもありました(笑)。
右折するなら右に寄せておいてくれよ!
と、心の中で毎回さけんでしまう私です…
てか、ミドリのような車がいるってことは、やっぱり日本みたいな暗黙ルールは存在するんですね。
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*おまけ
バンクーバー(あるいはBC州内のどこでも)でイチから免許をとろうと思ったら、日本とは比べものにならない長い道のりになります。
まずは筆記試験と視力検査を受けて「L」ライセンス(Learner's licence)をゲットし、Learnerとして1年運転。その後、路上試験を受けて合格したら「N」ライセンスをゲット。Novice Learnerとして2年間安全運転したら路上試験→合格すれば晴れてフルライセンス!
というわけで、なんだかんだ、本免許を取るには最速でも3年はかかってしまうわけです。
日本だったらお金はかかるけど免許合宿なんかでちゃっちゃと取っちゃえば2週間くらいで取れますよね。
詳細はこちら↓(英語ですが)
New Drivers (ICBCのページに飛びます)
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