2015年11月20日金曜日

緊急車両に道を譲らない人々

ずいぶんここに新しい記事を書いてませんでしたが、ビックリ運転に出くわさなかったわけではなく、単に時間がなかったから。

ただ、忘れる前にメモっておかなきゃ!と思う場面に遭遇したので久しぶりに書いてます。

タイトルにもある通り、緊急車両に道を譲らない人々(←はい、複数です!)を目撃したんです。と言っても初めてのことでもないんですが、今回はちょっとひどいなと思う状況でした。




通勤途中、上り坂に差しかかったところでサイレンが聞こえました。どこからかなとバックミラーを確認すると、後方に大きな消防車が見えます。

道はガラガラだし(私の前に一台走ってるだけ)二車線だけど、やっぱり止まるべきだろうと判断。すぐに車を右に寄せて止まりましたが、私の前の車はそのまま走り続けて行きました。「まだ距離がある」と思ったか、自分の後方から来ると思わなかったか、理由はわかりません。

まだかなり遠くにいると思った消防車は、あっというまに追いついて私のすぐ横をすごいスピードで走り去り(やっぱり車を寄せておいてよかった)、そのあと私も運転を再開。

すぐに坂道が下りになり、見晴らしがきくので、消防車が少し先の大きめの交差点が赤信号で止まっているのが見えました。

そう、例の走り続けて行った車と、もう一台、別の車がそれぞれ別々の車線で止まっていて、消防車をブロックしていたんです∑( ̄□ ̄;)

込んでいるわけでもなんでもない道で、二車線あるのに、なんでまたわざわざ両方とも占領するのか(しかも一台ずつ!)意味が分かりません(゜o゜;)

消防車は、なんとか左折用の車線を使ってゆっくりと通り抜けることができましたが、それにしたって…ありえない。


いつも思うんだけど、緊急車両、特に救急車や消防車をブロックする人たちって、「自分や大切な人たちが救急車を必要としている本人だったら」とか思いやる想像力がないんですかねぇ。

「気づかなかった」「どうしていいかわからなかった」などといった、ネガティブな動機ではないことが多いんじゃないかと思いたいんですけど、警察官の書いているこんなブログ記事を発見して、そういう場合だけでもないことを知りました。

Yielding to an Emergency Vehicle

↑これを読むと、サイレンを鳴らしまくって背後から走って来た救急車を無視して走り続け(しかも二車線をまたいで)ブロックしたばかりか、曲がり角で衝突しそうになった救急車にミドルフィンガーを立てて怒っていたそうな(衝撃!)。

たまたまその様子を見ていた警官(パトカーも消防車に道を譲っていた)がこの運転手を止めて説明すると、今度は警官に対しても「自分はちゃんとスピードをゆるめた。運転の仕方を知らない救急車が悪い」などと罵声を浴びせたとか。Σ(゚∇゚*)!!

この人、ちゃんと交通ルールを習ったことがあるのかどうか謎…(^^;

109ドルの違反チケットを切った警官に「訴えてやる」と息巻いたそうですが、結局そのような事態にはならず、この警官(そこまで暴言を吐いた男を逮捕しなかったのが不思議)は「残念だ、どんな説明をするのか聞いてみたかった」なんて言ってます(笑)。


二車線に一台ずつ止まっていたあの二台の車を運転していた人たちって、まさにこのブログに出てきた人みたいに「運転の仕方を知らない消防車が悪い」なんて思ってたのかしら(´▽`;)


こんな人たち、日本にはいないと信じたいなぁ(^^;

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