↓↓↓
カナダでもカモやカナダグースの親子が大きな道路を渡る姿を見かけることがあります。
私も一度、カナダグースの親子が私たちの真横をよちよち歩いているのを見かけ、目で追っていたら私たちの背後で道を渡りかけていてヒヤッとしたことがあります。
ちょっと前(と言っても事件自体が起こったのは5年前)カモの子どもを助けるためにハイウェイで車を追い越し車線に停めてしまった女性がいて、有罪の判決を受けたことがニュースになりました。
彼女の停めた車にうしろからきた二人乗りバイクが追突し、バイクに乗っていた父娘がそろって亡くなってしまったのです。
CTVニュース(カナダのニュース番組)の動画とニュース記事:
Father, daughter killed because woman stopped car to help ducks, prosecutor alleges
正確かどうかはともかく、何が起こったのかがわかりやすい「再現」映像はこちら↓
さらに「90日の刑期、ただし週末に牢屋に入るだけでもいい」というよくわからない刑が宣告されたというニュース記事はこちら:
Emma Czornobaj sentenced to 90 days in jail, to be served on weekends
(このサイト内にもニュース映像があり、被害者の家族などのインタビューも見られますが、この事件が起こったケベックはフランス語が公用語なので英語がなまってます)
この事故の場合、カモを助けようとした女性の車の真うしろにいた車は(指示器をださずに)よけたそうですが、そのうしろから来たバイクにしてみれば目の前の車が急に横によけて、そのすぐ前に車がいたわけです。
こういうことって、私も体験したことがあります。
目の前の車が(指示器ナシで)フイっとわきによけるので、なんだかわからずそのまま直進しそうになると、じつはそこには左折しようと止まっている車がいてドキーッ!!!Σ(゚∇゚*)!! とか。
それが恐ろしいから車間距離をあけるんですよね。
車間距離をじゅうぶんとって走っていればブレーキが間に合うわけです。
このバイクのお父さんはスピード出し過ぎ(ハーレーだし)のうえに車間距離を詰めて走ってたのかもしれませんが、それでもやっぱり、ハイウェイの追い越し車線に車を停めてハザードランプもつけなかった女性には非があるでしょう。
だって、追い越し車線に車を停めてる人がいるなんて、だれも予測しないもの(´▽`;)
ところでこのニュースの関連記事やインタビューを見ると、
ハイウェイでカモを見かけても止まってはいけない
というのが原則らしいし。
とは言え、カナダの道路で小動物の死体をほとんど見ないってことは、みんな止まってるってことなのか、だれかが速攻片付けてるのか…。
知人の通勤路(ハイウェイ)ではカナダグースが渡るのを待つのは日常茶飯事だという話も聞きましたし、私だって、カモや動物を発見したらブレーキかけてしまいそう。そのままひいたりできないですよ…もちろん間に合えば、の話だし、追い越し車線に完全に停車してハザードランプなしに降りたりはしないでしょうけどね。
というわけで、カナダでは「動物が道を渡っているため止まっている車があるかもしれない」ということも頭に入れて運転することがよさそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。たびたびエラーが生じるようなので、お手数ですがコメント公開ボタンを押す前にご自身のコメント本文をいちどコピーされることをお勧めします。